親御さんを老人ホームへ入れる際、絶対にチェックしてほしいこと!
こんにちは、時短パート介護福祉士母ちゃん・ココです。
やっとお盆が終わり、気温も落ち始め少しはキッチンで過ごしやすくなるかなー?なんて感じておりやす。
(もう真夏のキッチンなんて灼熱地獄ですからね。扇風機なんて熱風機か!って感じ。あぁ、キッチンにエアコン欲しい・・・)
さて、本題。
親を老人ホームへ入所してもらうためのチェックすべき事を私なりの視点で書いていきます。
あくまで個人的な意見ですので、それによる責任などはとれません。
そのつもりで読んでくださいね!
さて、親御さんの老人ホーム入所を考える理由としては
・子ども達が遠くに住んでおり、親の面倒をみれない。
・認知症、病気が進み、子どもや配偶者では手に負えない。
・本人の意志により入所を希望。
・とにかく面倒くさいから、高くても入ってもらう。
etc.....
理由は十人十色ですが、大体の方はこんな感じでしょうか?
老人ホームのパンフレットにあるような優雅な暮らし(超が付くくらい高級老人ホームは除くのかもしれません)、半分あれば合格かな?です。
老人ホームのパンフレットってモノは定食を割烹料理のように撮影してしまう傾向がありますよね。どこの業界も一緒ですが。
表紙には穏やかに笑った高齢者や1部分だけをカットした建物の写真、設備の充実度など魅力的な作りになってますよね。
看護師、介護福祉士多数配属しており、細やかな対応・・・とか。
まあ、それがパンフレットの役割なのでいいのですが、現実との違いがあり過ぎるのが問題なんですわ。
私が勤める介護施設は比較的大きな会社なのですが、私が知る限り看護師が24時間常勤している施設はありません。(前はいたそうですが)
介護福祉士多数配属とあっても、介護福祉士とその他の資格保持者の割合もよくて5:5でしょうか。
ぶっちゃけた話、介護福祉士保持者であってもなくても仕事は変わりませんし、介護士の質の問題なんです。介護福祉士持っていても、何の気付きもなく、ただ職務をやってる人達もいます。
介護福祉士と言っても、職務内容は変わらず、給与もプラス1万弱位。
初任者研修しか持っていないのに
献身的に介護する介護士もたくさんいます。
だから、介護福祉士が多いイコール細やかな対応(良い施設)とは余り言えません。
もし親御さんの施設入所をお考えならば、施設長や管理者、事務方の施設アピールも大切?でしょうが、利用者さんが集まる場所を遠くから見るのではなく、その場所へ行ってみてください。
そして、臭いを感じてください。
以外かもしれませんが
これはそこに勤めている介護士の力量がわかる部分です。
どんなにキレイな施設でも、
尿臭、便臭をわずかでも感じる所は排泄介助、汚物の管理がきちんと出来ていない可能性があります。
・・・と言うことは、
・その方々にあった排泄介助をしていない(もしくは人員不足で出来ない)
・漏れている事に気づいておらず、更衣をしていない(もしくは気づいていてもしない)
・尿や便で汚れた床や備品の清掃が出来ていない
・汚物倉庫の管理が甘い
などでしょうか。
施設の設備、管理などは物的環境なのでそこは清掃がきちんと出来て、使用されているのか(カラオケルームとあっても物置状態など)チェックしてくださいね。
実際は入所してからでないとわからない事がたくさんありますが、
親御さんが、少しでも穏やかな生活が施設でもおくれるチェック項目の1つにしていただけたらと願います。
よく施設見学時、施設長や介護士の挨拶、笑顔が良かった!などありますが、それは基本です。当たり前ですよね。お客様商売ですから。
洋服を買う際の店員さんとはその場限りですが、老人ホームは24時間、何年いるかわからない場所になるので慎重に選んでくださいね!