去年の夏はダブル受験生の母してました。受験生の母を乗り越えて感じた事
こんにちは
時短パートの介護福祉士母さんです。
タイトルにも書きましたが、息子、娘が受験生で1年前は本当に私が!ピリピリしていました。
そう、私が。
1年前の自分に声をかけるなら
肩の力、抜きなよ・・・しみじみ
ってな感じでしょうか。
結論だけを言うならば
いくら親がキーキーお猿のように喚こうが、諭そうが本人がやる気を出さない限りはムダなんですよ。
【 4~7月】
息子(高校受験)も娘(中学受験)も
どこかフラフラ~とクラゲのように漂ってるように見えていました。
もっとガッツリ勉強しろー!
と、常に考え、小言をチクチク。
塾を提案したり、子どもにやる気を出させるコーチング!なんて記事を読んだり、本を読んだり、話しあったり、一緒に勉強したり・・・
涙ぐましい努力?したんですよー!
でも、彼らには右から左にスーッと流れるように抜けていくのがわかる・・・
中学受験の娘については、地元の中学校でも良いと思っていました。
娘が中高一貫校にいきたい!というので どうぞ、チャレンジしてみたら?とまぁ、お気楽モード。
切羽詰まってたのは息子!
なんと
「勉強嫌いだから高校行かない」
と、爆弾発言!
えーーーーーーーーーーーっ!!!
な、な、何言ってんのよー!!!
すました顔でさらり言う息子。
今になって受験に押しつぶされないように
ポーカーフェイスを作っていたのかな?と考えたりしますが。
主人は息子の考えを傾聴しつつ、現実の厳しさを説き、担任の先生も「高校くらい行けよー」と頭抱える状態でした。
本人に聞くと、やはり勉強が嫌いだと。これから3年間もまた勉強しろと言われるよりは、働いてお金を稼ぎたいと言うではありませんか。
まぁ、確かに・・・
いや!いや!いや!
ちょーっと待て!汗汗汗
【8~11月】
私が闇雲に高校進学を進めた所で
反発しそうなので、旦那さんからちょこちょこ話をしてもらう事にしました。
なんでしょうか、叱る時は激しいですが、男同士って冷静に話せるようです。
「行かない!」と言ってた息子に
進学校へ行けなんて言わないし、君がやりたい事を否定する気はないと伝え続けました。
彼がやりたい事をやれて、通学しやすい学校を一緒に探しました。
夕方急に車を走らせて高校を見に行ったりしました。
んで、小言を極力おさえました!
(あくまで私の自己申告)
【そして12月】
12月ギリギリまで のら〜りくら~り( ・᷄д・᷅ )ここまできたら親がどうこう出来るレベルではありません。
(もう半分諦めの境地)
ただ、彼が変わってきたのがわかりました。
そう、ここからはリアルに彼の問題となったのです!
担任の先生は進学校へ行く生徒で頭がいっぱいらしく、その他に属する生徒は好きにしなさいと言う態度。
「そんなもんだよな笑」
と言う彼はホッとしているような、寂しそうな、何とも言えない表情でした。
お母さんの時もそうだったよーと
話したわー
【1月】
何とか公立、私立の願書を出しました。出せただけでも嬉しかった親バカな母。
彼も受験するには合格したいと言い始めました。そりゃそーだ!
今更、苦手教科をやった所でどうにもならないので
得意教科を重点的にしてました。
この頃になると
合格して高校生になると常に言ってましたね。
【2~3月】
得意教科で頑張ったおかげで
何とか高校へ合格しました。
もう、ホッとした!の一言です!
息子も娘も何とか合格出来、希望の学校へ通っています。
どちらも進学校ではなく、生徒の自主性を大事にしてくれる学校です。彼らはとてものびのびしています。
笑顔が増え、やりたい事をやっているという充実感を感じます。
実を言うと
私が住んでいる地域は教育に力を入れている保護者が多い所です。
だからかあからさまに「○○学校はいい所だけど、進学校に行かせないの?」と何度言われたか。
でもね、親の考えで進学先を決めるのって違うんですよね。
いい中学、高校、大学へ進学することが本人の目標達成なら大いに頑張ればいいと思います。
本人が望んで行きたいから活力が湧くと、今回の件でつくづく感じました!
私の個人的な意見ですが、
親って、本人へやりたい事をやれ!と応援する心と、失敗した時 支えてまた彼らが立てるように見守るしか出来ない存在なんですよ。
成長する
彼らの前に出てはいけない、縁の下の力持ち。
んで、一緒に声を出して笑う。
息子は高校卒業後、地元から離れ、大好きな街へ行き、進学(大学へ行きたいと言い始めた)or就職?すると決めているようです。
子どもLOVEな私には寂しい!!
(娘がいるもん!笑)
子育てって永遠に続かないんですよね。
いま子育て真っ最中で
「そんな事言われたって!」
と思った人もいるでしょうが、
私もそうでした。よーく!わかります!
子育て真っ最中の方々、大変でしょうが今を楽しんでくださいね!